木材を漆で加工し、独創的な作品を生み出す加堂勝久氏。
MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズでは2026年11月14日(土)~12月13日(日)の期間中、加堂氏の作品を展示・販売する個展を開催いたします。
会場はどなたでもご入場いただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
NEARING - 寄る辺 - Katsuhisa Kadou Solo Exhibition
| 期間 | 2026年11月14日(土)~12月13日(日) |
|---|---|
| 時間 | 9:00~20:00 |
| 会場 | MBギャラリーチャタン by ザ・テラスホテルズ 1Fロビーエリア |
| 料金 | 入場無料 ※展示作品の販売も行っております。 |
| お問い合わせ |

加堂 勝久 プロフィール
木と漆を用いた作品を制作する漆工芸作家。杣山工房主宰。若いころにIT関連で独立するも日進月歩のテック界隈についていけず自然回帰を志す。震災後に沖縄へ移住。木工の師匠にDIY精神を叩き込まれたのち、独学で漆芸の技術を磨き、伝統技法をモダンな感性で再構築した作品をてがけるようになる。
略歴
1984 大阪生まれ、奈良市育ち
2007 IT関連会社を設立
2013 沖縄本島北部やんばるへ移住
2018 IT関連会社を解散、大湿帯集落 (名護市)にて木工を開始
2019 独学にて漆工芸を開始
受賞歴
2023 第74回沖展入賞 (浦添市長賞)、沖縄県工芸公募展 漆芸部門 入賞
2026 第77回沖展入賞 (奨励賞)
開催に寄せて ~加堂氏からのメッセージ~
ウルシという植物から採れる漆液をご存じでしょうか。日本を含め東南アジアの国々で遥か昔から塗料や接着剤として利用されてきた天然の樹脂のことです。
漆は、ウルシの木につけた傷口からわずかに滲み出る樹液で、十年以上かけて育てた一本の木からコップ一杯ほどしか採れない貴重な資源です。日本では約 10000年前の原始から古代、中世 近世~現代に至るまで、それぞれの時代の文化に沿って漆工芸は変化、進化してきました。 しかし、この50年で国内の漆の消費量はわずか6%にまで減ってしまいました。
長い歴史のわずか50年で何が変わったのか。
わたしたちは何かを得た替わりに、何か大切なものを失っているのでは。
漆は旧時代の素材ではありません。美しい艶や手触りの質感、経年変化による愛着を楽しむなど素材としての魅力は色褪せることなく多くの人を魅了しています。また漆器は直して使う、世代を超えて繋ぐなどの日本人らしい文化があります。わたしは未来に、木や漆、またそれに関わる様々な文化が輝ける時代であってほしいと願います。
「Nearing」 -未来への方向性について
「寄る辺」 - こころの拠り所として
わたしの作品は漆工芸の伝統的な技法を用いて、多様な新しい表現に挑戦しています。若い世代や漆工芸に馴染みのない方にもその美的価値と実用性を広く知っていただけると幸いです。